昨年とは打って変わって快晴。いい天気である。10:30ごろにサーキット入りして、運営のS氏としばし情報交換。しばらくして、チーム監督のN君とも合流。
鉛電池 2並列でモータを回してみる。やっぱり内部抵抗が大きく電圧垂下が大きい。12Vを生成するDCDCコンバータの入力下限が9V程度なので、放電終末期(過放電領域)では、確実にシャットダウンしそうだ。5kmh程度でそのあたりをぐるぐるしてみるが、トルクが弱くて加速しない。という症状とは皆無。3次高調波の重畳はかなり有効。
Tyun02の今年の見どころに諸元を記載していますので、参考までにどうぞ。
受付を済ませ、貸与されたブレーカに交換する。
車検は無事に合格し、準備が整ったTyun02。それはそうと、骨董品に属するGoPro。電池持つかな?
本日は2番グリットからのスタートです。監督の引きはすばらしい。歴任の監督は皆さんクジ運強い方ばかりです。それにしても人多い。
レッドシグナルが点灯し、消えた。30分の耐久レーススタートです。動けないカートがちらほらと。優勝の本命がスタートできなかった、ですと！？いろいろありそうな予感。監督とインカムとテレメトリーで繋がっているので、逐次状況を報告しながらレースを運んでいく。クロスハンドで1LAP目の最終コーナからの立ち上がり。
1周目のLAP TIMEは3'41.417。
2周目のLAP TIMEは3'02.581。
乗車姿勢にバリエーションが多かった大会でもあった。体格にもよるのだけど、ここまで低い姿勢を取れるとCD値だいぶ低いだろうな。
このラップ最速を目指してスロットルかなり開けていたのだが、3分を切ることは叶わず。
3周目のLAP TIMEは4'29.053。何が起こったのか、説明しましょう。2周目の最終コーナー抜ける手前で、アクセルONしすぎてブレーカが飛びました。調子にのりすぎました。その代償が90秒のペナルティ。しばらく惰性で走行し、1コーナ手前の上り坂で停止。そこから再出発に手間取る。いわゆる坂道発進ですね。
バックストレートを駆け抜ける
4周目のLAP TIMEは3'14.442。周回終わったところで14'27。折り返しポイント。ちょっとペースアップしないと、10周は危うい。バックストレートで飛ばす。
5周目のLAP TIMEは3'11.241。3分を切りたいところだが、なかなか難しい。脱落するカートもちらほら。
6周目のLAP TIMEは3'14.216。タイムが落ちた。なぜだ。バックストレートでおよそ50km/h、そのまま最終コーナを立ち上がる。が、カメラの合焦性能が不足でピントが来ない。
7周目のLAP TIMEは2'56.896。ようやく何かを掴んだ感じか。10周の周回に向け、快調に飛ばす。バッテリの消費電力はさほど変わらすに走行できている。この領域までくると、運転テクニックが物を言い出す。皆さん、スリップストリームを使って走行してますね。僕も使えるならば使いたい所だけども。リアのGoPro電源落ちてる。。
8周目のLAP TIMEは2'54.837。前に屈んで空気抵抗を減らそうと試みるが、（ヘルメットの視界の限界で）これ前見えてないのだよね。長時間この姿勢を取るのは危険。クロスハンドにバックハンドすれば、強制的に前傾する？
9周目のLAP TIMEは2'52.235。30分のチェッカー前に通過できた。29'36.918で通過。監督、やきもきしてただろうな。んで、今回のファステストラップ。自車に限らず、毎大会終盤でファステストが出るのだよね、なんとか。話頭を転じますが、安全装備には気を配りたいところですな。ごついグローブにニーパッド、イイ。
10周目のLAP TIMEは3'14.843。トータル 32'51.761の走行。お疲れ様、SCiBバッテリちゃんと、Tyun02号。
レース終わって行き着く間もなく、借用品の返却をすすめる。ブレーカを配線からバラして、ビブとともに受付へ返却。その後、暫定表彰式に出席。今回はUnlimited Classとしての表彰は無かった。その代わりに、特別賞として、モータのコアとマグネットワイヤ（1.0mm, 1.2mm）の詰め合わせセットを授与いただいた。次回は、Unlimited Classに参加して11周の周回にチャレンジするか、通常Classに参加するか、ちょっと考えよう。
車両のメンテナンスが重要であることを実感したレースでもあった。スプロケットにサビが来てる車両や、ベアリングがものすごい異音を発してる車両が散見された。昨年の豪雨の影響が残っている車両をみるのは他人事ではあるが、辛いデス。
若干咳が残っているが、体調は良い。バッテリ電流のフィードバックパラメータを少しだけ修正し、レースに臨む。
搬入する荷物は梱包ずみ。パッケージングしてあるので、第一回大会時のばらけた荷物大量だったころに比べると、ははるかに移動は楽。自動車の運転に慣れてないメンバーなので、出発を1時間前倒しした。
車のナビに行き先をセットしたが、ちょっと思惑から外れたルートで移動。温泉に入りに行くのに、だいぶ戻ることに。いつもの温泉で気分もリフレッシュして、宿に移動。晩飯は、行きたかった居酒屋が満席。1時間はやければ、まだ何とかなったかもしれぬが。天ぷら＆お蕎麦をいただいて、寝床にはいるが、目が冴えて寝れない。
KABB!のライブ音源を通しで聴いてしまったが、まだ眠れぬ。