骨董品スピーカエンクロージャーのスピーカユニット背面に、キルト芯圧縮タイプを入れてみた、ならば、高域の引込みが減った気がする。だがしかし、まだ音域バランスに違和感あり。アンプはTA2020。そこで、新作パワーアンプに繋ぎ変えて、確認。3kHz〜辺りもしっかり出ているようだ。いい感じだと、チェック用の音源を取っ替え引っ替え視聴してて思う。あかんかったのは、TA2020アンプか、、バランス入力を受ける様に前段にラインアンプ入れてるのだけども、影響は判らない。
上に乗っかっているのはダイソーユニットのスピーカーシステム。密閉型というのもあり、低音は出ない。
下に写っているバッフルがブルー(タンノイブルー?)のエンクロージャーは、1990年初頭に、ラジオ会館で購入したもの。同時にMada in West GermanyなMONITOR POWER CABLE SILVER TS LINE 4.00 QMM も一緒に購入してた。キムラ無線? なのか? 画像検索してみたけど、出てこない。インターネット幕開け前の頃だから、、無理も無いか。このシステムを、ELEKIT製の6BM8シングルのパワーアンプで鳴らしてた。TU-894だったかな。こちらは紛失したらしく、、手元にない。
ちろっと見えてるグレーのスピーカーシステムは、、GENELECの8030B。我が家のマスターモニターです。2wayで、低音はしっかり出る。。
先日までバラックで視聴していたアンプをアルミケースに入れた。目立つ電解コンデンサが全部、東信工業製に。茶色いスリーブ。要所にはOSコンデンサを配置。電源にπ型LCフィルタを配置、L/R Ch間をアイソレートしたつもり。電源SW ON時に、ACアダプタの保護機能が働かないように、突入防止回路を装備。SWにスパークキラーを具備。ぺるけ氏のアンプには必ず実装されていたので、トラブル防止のために、今回入れてみた。それにしても、ケースギリギリの電解コンデンサ。
このアンプ、左右の定位がものすごく良い。位相特性が良い? 歪み特性が良い? 歪みの出方が良い? 理由は判らないけど、ステレオイメージのどこに楽器がいるのか、良くわかる。感動。これが、ダイソーの300円USBスピーカのユニットから出ている。低音も不足を感じさせない。高音のキツさも感じさせない。音源ソースのアラがよくわかる。いいものが出来たね〜。
でもって、骨董品のスピーカエンクロージャーに、最新のFOSTEXユニットをいれたヤツ、高域がダダ下がりといっていたのは、スピーカシステム側の問題と確定。エンクロージャーの中には吸音材の類は一歳なしの、バスレフ形式。吸音材として、キルト芯を購入してきたので、明日いれてみよう。
鍵盤だけしかないので、アンプにスピーカが必要ということで、昔に作ったTA2020を使用したデジタルアンプに、1989年ごろにラジ館で買った12cmスピーカBOXで演奏環境を立ち上げてみた。。
そしたら、30年もののスピーカユニットがダメになっていた。エッジとコーン紙とが剥離していた。今時のFE126NV2を購入し、装着。なんだか、3kHzより上からダラ下がり。ちょっと残念だぞ。ARC3という音響補正プラグインでキャリブレーションして、出音の高域は補正されて、いい具合になった。が、なんだかもやる。
(高域が伸びないのは)アンプが悪いのか、スピーカユニットが悪いのか。DIY魂を発揮して、電力増幅アンプを作ってみて、確かめてみようじゃないか。。と、故ぺるけ氏のHOME PAGEに魅惑的なアンプがいっぱい。
そうだ、ヘッドフォンアンプを、それも完全差動式のアンプを作ってみようと。と動き始めたのが2024/5のこと。GWの休みを使って、完成させた。入力段のFET 2SK170の代わりに、JFE2140DRというマッチドペアなJFETをチョイス。ヘッドフォンは、バランス化が容易な城下工業株式会社のSW-HP20-Bを組み合わせた。ダイナミックで、締まった低音で、聴き疲れしない良いセットができた。
ひょんなことから、ダイソーのUSBパワードスピーカのスピーカユニットの出来が良い。と知ったので。ユニットをダイソーのプラタッパーに仕込んだ密閉型スピーカにしてみたが、TA2020アンプで駆動すると、どうにも高音が刺さって耳に痛い。もともと入ってたICアンプはガサついた音でちょっと辛い。いや、全然ダメ。
話を戻して、ぺるけ氏のミニワッターアンプを作ってみようか、どうしようか、思案していたところ、完全差動負帰還なしのパワーアンプが。トランジスタ技術誌で発表されていた。
2016/1、2023/1に加藤 大さんが、「メガ盛り54石！出力10Wの無帰還パワー・アンプ」、「トランジスタを熟知した高性能パワー・アンプ」という記事を執筆されている。この回路をLTspiceでシミュレーションしてみて、どこをどういじると、どう変化するかを、試してみる。差動入力にするにはどうするの？ アンプが万が一故障しても、スピーカユニットは壊さないようにしたいとか。原典はカップリングコンデンサ無しのDCアンプだったけど、入出力共にコンデンサ入れることにした。初段入力にバイアスかけないとダメだね〜とか。Audio I/FのRME UFXの+4dBVを受け止めるには、ゲイン減らさないとあかんね〜とか。
モノが多いので、KiCADで2.54mmピッチでパターン設計して、秋月Bタイプのユニバーサル基板で作り始めた。のが5月の中頃。
んで、もって、本日6/22に基板が2枚組み上がって、動作確認をしてみたのよ。シミュレーション通りの各部電圧、過大入力でクリップして歪みはじめるのも同じ(電力増幅段の上下のバランスが崩れるので、異常電流が流れ始めるのが怖いところ)。REWというソフトにSIN波やノイズを発生させる機能があるので、それで調整。
基板単体で、先に出てきたダイソー密閉スピーカBOXを繋いで音出してみた。そしたら、高域の耳障りなところが抑えられて、これは良いのではないか？と、モノラルで音源いろいろ聴いてる。いまここ。明日は、ケースを加工して、組み上げよう〜